全員スタッフ「MUJINTO cinema CAMP」は、エンタメのSWITCH STANDARDだった
さまざまな業界でSWITCH STANDARDに奮闘する方々にお話を伺う企画の第二弾。
今回は参加者全員がスタッフとなりイベントを創り上げる『MUJINTO cinema CAMP』を主催する、株式会社コンストラクトフィルムワークス代表・三宅恭平さんに、オールユアーズの高橋がお話をお聞きしました。
「全員スタッフの『MUJINTO cinema CAMP』を開催することで、エンターテイメントの短期的な消費サイクルを変えていきたい」と話す三宅さん。映画とフェスイベント、両方の常識を覆す『MUJINTO cinema CAMP』とは一体何なのか。イベント開催にかける熱い思いを聞くことができました。
三宅 恭平(みやけ きょうへい)氏
香川県にてミニシアターの再建を果たし、その後上京。
2014年に上映企画宣伝配給会社Construct film worksを個人事業としてスタート。野外シネマフェス『MUJINTO cinema CAMP』、イベント『NEW CINEMA DINING』などを主催。2015年には池尻大橋でコーヒースタンド『JAM STAND COFFEE』をオープン。2016年には株式会社コンストラクトフィルムワークスを設立し、代表取締役に就任。映像などのクリエイティブ制作事業を開始し、2022年からはオールユアーズの製品写真の撮影などにも携わっている。
現在は『映画の生態系をつくる。』をテーマに新規事業の準備中。
「映画館を面白くしたい」
ー まずは三宅さんが現在取り組んでいる事業について教えていただきたいです。
三宅:事業は大きく分けて3つあります。企業のプロモーション制作、イベントの企画運営、そして飲食事業です。カテゴライズした方が分かりやすいという理由から3つの業態に分けて紹介していますが、我々がやっていることは、一つに集約できると思っています。そこから分岐して3つになったという印象ですね。
三宅氏が運営する「Whims cofee and bar」
ー なぜ現在の事業やMUJINTO cinema CAMPを始めたのでしょうか?
三宅:20代前半は「映画館を面白くしたい」という思いで、地元の香川県高松市にあるミニシアターで働いていました。しかし、そこが閉館することになって。僕はそのミニシアターを再建しようと試みました。最初は1人で始めて、2年間ぐらいかけてアルバイトも14人くらい雇いましたね。業務をマニュアル化し、属人化しなくても回るようにするなど、仕事のシステムも変えていきました。別の閉館予定の映画館から映写機を買い取って設置したり、自分なりにできることはやり切った感覚がありました。そしてふと、「自分が本当にやりたいことは、映画館で働いていても実現できないのではないか」と思ったんです。
既存の流れを変える
三宅:映画が劇場で上映されるまでの流れを知っていますか?製作・配給・劇場という順番に仕事が流れていくんです。なのでどうしても劇場で働いている間は、映画業界でできる業務の幅が限られていました。僕がやろうとしていたこと、つまり「エンターテイメントの短期的な消費サイクルを変える」には、ここで働いているままでは難しいと思ったんです。もっと流れ出しに近づくため、27歳くらいで上京して、映画の配給会社を始めました。その配給会社を1年半ほど経営したのですが、改めて自分の作った会社でさえ既存の映画業界の大きな流れの中の一つに過ぎない、この配給会社を何年やっても「流れ」を変えることは難しいと気づいてしまったんです。
そして、「流れ」を変えるよりも新しく「流れ」を作った方が早いのではないか、新たな領域に映画の市場を広げれば「流れ」を作ることができるのではないかと考えました。しかし自分が新たな流れを作ったとしても、それが人々に行き渡らなければ「サイクルを変える」というところには繋がらないですよね。だから、映画を見た後や作った後に、時間や思いを共有する空間が必要だと考えて、飲食店やイベント事業を始めたんです。
僕の事業は全て、一連の流れによって生まれていると思っています。
マイナスからスタートした『MUJINTO cinema CAMP』
ー『MUJINTO cinema CAMP』について教えてください。
三宅:一般的なイベントは、「提供する人」と「提供される人」という関わり方が普通ですよね。それを変えていきたいという思いで始めたのが『MUJINTO cinema CAMP』です。「フェス2.0」という目標を掲げ、2015年に「第−(マイナス)1回」として初めて開催しました。2016年が第0回、そして2017年が第1回。2年間かけて、マイナスの状態から第1回目をみんなで作っていくことを想定していましたね。
2017年の第1回のときから、このイベントのノウハウをオープンソース化するという目標があったんです。なので、2015年と2016年は「過去の状態として楽しむ」ことを価値として感じられるようにしていました。
そして2017年には、計画通りに第1回を開催することができました。また、第1回以降は「スタッフチケット」というチケットを販売し始めたんです。このスタッフチケットは、参加者がお金を払って働くチケットです。
プロダクトを作るという体験に価値を見出す
ーお金を払って働くというのは、斬新ですね。
三宅:そう思いますよね。お金のやり取りが発生する時って、どんな時だと思いますか?僕は価値の交換が発生する時だと考えています。「食べ物を買ってお腹を満たす」、「乗り物に乗って移動する」など何かに価値を感じたら、人はお金を払いますよね。ということは、労働という体験にも価値を感じれば、その対価としてお金を払うことも起こり得ますし、自然な流れなんですよ。
ワークショップをイメージすると分かりやすいですね。ワークショップで自分で作ったプロダクトは、綺麗に完成させたモノが欲しいということよりも、そこで得られる体験や過ごした時間、自分自身で作ったという感情に価値を感じますよね。
このチケットの購入者は、『MUJINTO cinema CAMP』のお客さんとして無人島で映画を楽しむことよりも、『MUJINTO cinema CAMP』を開催するという体験に価値を見出しているということです。
加えて、スタッフチケットにはしっかりとした仕組みやメリットがあります。チケット購入者、つまりスタッフの方々と、主催者サイドがオンラインミーティングを毎週行って、僕らのノウハウを全部公開するんです。また、スタッフが個人的にイベントを開催したいということであれば、僕たちがサポートしていきます。
スタッフチケットを購入する方がいる一方で、「自分が価値を見出した経験に対価を払う」感覚を持つことも難しいですよね。すでに世の中に浸透しているような消費サイクルの中で、物やサービスを享受する比率が高い人生を送っていると何に対してお金を支払っているのかという感覚が自然と薄まります。
このチケットを通じて、生産者と消費者だけの直線の構造に終始しない、三角形の3つ目の点を作り出すことができたら。それが「スタッフチケット」を販売した裏にある考え方です。
1万人を1ヶ所に集めるより100人が100ヶ所で開催
ー2017年に第1回を開催して以降、『MUJINTO cinema CAMP』はどのように変化していると感じていますか。
三宅:2017年の第1回を経て、2018年には和歌山県と長崎県でフランチャイズ開催をしました。フランチャイズ開催した理由は、僕たちが主催のイベントを大きくして1万人を1ヶ所に集めるより、100人が100ヶ所で開催することの方が自然かつ健康的だからです。
そして、これをさらにどう発展させるか考えていた2020年、コロナウイルスの影響でほぼ全ての計画が白紙となりました。
1年間考え、2021年は、全員がスタッフの『MUJINTO cinema CAMP』の開催を目指して活動していくことになりました。先程紹介したスタッフチケットはあくまでチケットの一部で、2019年以前はお客さんとして参加することもできました。
実は、コロナウイルス流行以前のインタビューで「全員がスタッフの『MUJINTO cinema CAMP』をやりたいです」って答えていたんですよね。このタイミングでの開催というのは、コロナ禍に対する僕らなりの一つの答えになり得るんじゃないか、と考えていました。
2021年の中止を経て2022年の開催へ
三宅:僕らの強みは、全てのスタッフとオンラインで繋がることができる点です。一般的なフェスイベントでは、チケットを買ってくれたお客さんがどんな人なのか、当日まで分からないですよね。しかし僕たちは、チケットを買ってくれた方々、つまりスタッフとオンラインミーティングを繰り返してコミュニケーションをとります。2021年の『MUJINTO cinema CAMP』の1週間前、スタッフの皆さんに開催についてどう思っているかを聞いてみたんです。すると「開催して欲しい気持ちはもちろんある。しかし、身近な人には嘘をついて参加することになると思う。」という声が返ってきました。当時は今より深刻な状況で、コロナ禍でのイベント開催に対する否定的な意見が多い時期でした。メンバーの意見を聞き、堂々と「参加する」と表明できないイベントを開催する意味について考えました。僕たちが開催という選択をすることで、参加者が嘘をつく状況になる。それでは僕たちの理想とズレが生じると思ったんです。その違和感に蓋をしてまで、強行突破する意味はあるのだろうか。考えた結果、開催1週間前でしたが中止の判断を下しました。2022年は昨年のリベンジ開催。2021年は中止になったけれど、そこまでに話し合ったことや、中止にするに至った経緯があります。それらが白紙になるわけではなく、継承してこその2022年なんですよ。
2021に斜線を引いて2022と書き足す表記を採用。昨年のリベンジを連想させるデザインに。
無人島である理由は「ゼロベース」だから
ー無人島を開催場所に選んだ理由について教えてください。
三宅:景色が綺麗、空気がいい、デジタルデトックスができるなどの魅力はもちろんあります。しかし僕たちが無人島に見出している良さは、ゼロベースであるというところです。何もないところからスタートすることが『MUJINTO cinema CAMP』にとっては重要だと思っています。全員がスタッフとして参加することで、「なぜそれをやるのか?」「なぜそれが必要なのか?」という問いが都度生まれてくるんです。無人島は、よりゼロからスタートするという意味が感じられるんですよ。
全員スタッフだから・・・
ーなぜ全員をスタッフにしようと考えたのですか。
三宅:全員をスタッフにすることで「やらなくてもいい」という選択肢が生まれるからです。お客さんが来る場合は、ご飯は綺麗に盛り付けた方がいいし、会場は飾り付けをした方がいい。でもお客さんが来ないということは、「今日はやめましょう」という選択もできるんです。それでも、自分たちが楽しみたいというモチベーションがあるから開催するんですよね。つまりイベントとして、より本質的なんです。誰かに見せる訳ではないけど、やりたいからやる。そして、やるとしたらどんなことをどこまでやりたいのか。ゼロに戻って考えて楽しむ機会にしてもらえたらいいなと思っています。
また「失敗してもいい」のも良いところです。お客さんが来ないから、成功する必要がないんですよ。今の社会や仕事では、失敗したら当然怒られるじゃないですか。社会全体が失敗を許さない空気になっていますよね。もちろんそれはお客さんとの信頼関係があるからだと思いますが、『MUJINTO cinema CAMP』はお客さんもいないし、上司もいない、利害関係がないので、失敗できるんです。そしてその失敗を、どう楽しむかによって価値が生まれていきます。失敗が自分にとってのエンターテイメントになるんです。
「そもそも必要なのか」を考える
ーイベントを作るにあたって心掛けていることは何ですか。
三宅:一般的な企業がイベントを開催しようと考えたときに、おそらく一番最初に予算と集客について考えると思います。僕としては、その考え方は本質からずれてしまっていると思うんですよ。例えば、1000人呼ばなければならないと最初に決まってしまったら、1000人の集客力があるコンテンツを作らざるを得なくなります。しかし僕は、「なぜ1000人を呼ぶのか」を考えたいんです。とにかく会場に1000人を集めたいのか、1000人とコミュニケーションを取りたいのか、他の理由があるのか。
『MUJINTO cinema CAMP』は「そもそも必要なのか」という問いと徹底的に向き合うことを意識しています。ホームページを見てもらうと分かると思いますが、シネマキャンプと言っているのに、チケットの発売時には上映映画も決まっていないんですよ。お客さんは一人も来ないから、公開する必要がないんです。この映画が見られるから、このアーティストが見られるからという理由で参加する人は、一人もいないということです。それって、これまでのイベントの概念を全て覆していますよね。アーティストとして誰が出演するのか分からないのに、チケットがソールドアウトするって、普通に考えたら変ですよ。でもそれを実現できているのは、やはりイベントの作り方を本質から考えているからだと思います。
チケット完売の秘訣は「全てを説明しない」
ー内容を明かしていないのにチケットが完売するのはすごいですね。
三宅:全てを説明しなくても大事なことは意外と伝わるんですよ。僕たちはあえて説明しすぎない告知をしています。あえて曖昧に伝える。その曖昧さに興味を持って購入してくださる方が一定数いると感じています。
ー『MUJINTO cinema CAMP』はビジネスになるのですか?
三宅:今年のチケットも完売し、黒字にはなっています。が、元々『MUJINTO cinema CAMP』は実験の場という位置付けだったので、マネタイズはできなくてもいいと思っていました。また、僕たちは「キャンプ屋さん」ではないので、このイベント業だけで収益構造を作りたいとはあまり思っていません。『MUJINTO cinema CAMP』のノウハウは無料で提供していいと思っています。誰でも無料で利用できる、プラットフォームとして多くの人に使って欲しいと考えています。
「エンターテイメントの短期的な消費サイクルを変えていきたい」
三宅:結論として、僕らがやっているのは「エンターテイメントの短期的な消費サイクルを変えていきたい」ということなんです。コンテンツを次から次へと消費していく社会の中で、映画を含めたエンターテインメント業界は、短期サイクル化しています。そしてそれによって、弊害がたくさん生まれていると感じているんです。そういう課題意識への具体的な解決策の一つとして、『MUJINTO cinema CAMP』は位置付けられると思います。
映画の2時間よりも映画以外の22時間
三宅:飲食店やイベントという場において、知らず知らずのうちに境界線を越えているという状態が理想だと思っています。僕は 、映画を鑑賞するイベントは開催していますが、「映画を見なければならないイベント」はやりたくないんですよ。
例えば2時間の映画を人におすすめするときも、2時間の映画の素晴らしさを語ることはしません。映画を観ていない残り22時間の過ごし方を、映画を通して提案したいんですね。映画をどんなにプレゼンしても、そもそも映画に興味がない人は絶対に観ないと思います。映画館に来ている人は、もうすでに「来ている人」なんです。普段映画館に行かない人たちに、どのように「映画を観る」という境界線を超えてもらうか。これは『MUJINTO cinema CAMP』をやっているモチベーションの一つでもあると思っています。
誰でもできる化でコミュニティを強くする
ーこれからの『MUJINTO cinema CAMP』において大切にしていきたいことは何ですか。
三宅:やはりコミュニティを大切にしていきたいです。そもそもコミュニティって、人と人が出会い、お互いを認識してる状態だと思うんですね。人と人という点同士が、線として繋がっているイメージです。そしてその「線」の状態のコミュニティをより活性化していくために何が必要なのか。それは「誰でもできる化」です。『MUJINTO cinema CAMP』は参加者、つまりスタッフにノウハウを提供するという「誰でもできる化」をしていたから、フランチャイズ開催をすることができたと思っています。「誰でもできる化」を進めていくと、線が派生していき「面」ができます。そうして活性化していったコミュニティは「誰でもできる」ノウハウが自然に継承され、自走組織になっているはずです。そうすることで、先述した「100人が100ヶ所で開催する」という理想の状態を目指すことができると思っています。
オールユアーズとは「やろうとしていることが本質的に近い」
ーオールユアーズとはどのような関わりがありますか。
三宅:オールユアーズとは、やろうとしてることが本質的に近く、シンパシーを感じていました。オールユアーズはアウトプットが服に向いていて、僕たちはエンターテインメントに向いているという印象です。「服ってそもそもどんなもの?」という問いを常に考えていらっしゃるイメージがあって、すごく興味深いです。
国内のアパレルブランドが衣服を作ることには、価格や人材、業界の慣習やトレンドビジネスなどを理由とした無理があるとききます。
僕は映画にも似たようなところがあると思っています。僕は映画業界の「映画は静かに見るもの」、「映画の内容を楽しむことが全て」という現在の価値観を変えていきたいんです。映画は特別なものという認識が強すぎると感じていて。映画を観終わった後にみんなでワイワイ歓談する楽しみ方も、もっと広く認めたいですね。
人も服も街に帰る
ー9月に開催予定の『MUJINTO cinema CAMP 2022』では、オールユアーズが回収した服がユニフォームとして使用されるんですよね。
三宅:今回の『MUJINTO cinema CAMP』にお客さんは存在しないため、本来は識別するためのユニフォームは必要ありません。しかしユニフォームを着ることは、お客さんとスタッフを識別する以上の価値があると考えました。また、オールユアーズが行っている「環す」というプロジェクトにも共感しました。
環すとは・・・
着られなくなった衣服を自社・他社問わずオールユアーズが回収し、次の活用方法に繋ぐプロジェクト。オールユアーズ製品は、必要に応じてメンテナンスを施し、サルベージ品として、オンラインストアで再販売を行います。他社製品は、企業ユニフォームとして活用を中心に再活用。再利用できない衣服は、有機物分解処理を行うことで、次の製品の原材料として再生利用を可能にします。
オールユアーズが街で回収した服を、『MUJINTO cinema CAMP』が無人島で共有するというのは、人も服も街に帰っていく感じがして良いなと。僕たちは無人島に桃源郷を作りたいわけではなく、そこで得たものを街に持ち帰って共有してもらいたいと考えています。今回オールユアーズから提供いただいた服は、参加者が自分でシルクスクリーンでプリントすることになっています。イベントありきの服ではなく、イベントが終わったあとの日常に馴染んでいくような服を参加者の意思で作れるという点は、「2時間よりも22時間を」というアプローチにも通じると思っています。
ー今後の活動予定について教えてください。
三宅:9月9日から9月12日にかけての『MUJINTO cinema CAMP 2022』が開催。さらに下北沢のBONUS TRACKに出店する予定もあります。
※ちなみにこのBONUS TRACKはオールユアーズも参加します。
池尻大橋で『Whims coffee and bar』というお店も経営しているので、ぜひそこにも来てもらいたいですね。「whims」とは日本語に訳すと気まぐれ、酔狂な、といった意味です。「物好きだね」みたいな意味合いを込めて名付けました。店内に入ると「ワールド・イズ・マイン」という言葉が目に入るかと思います。自分の好きな音楽を聞いたときって、その音楽が表現している世界が自分の中に広がるじゃないですか。相対的なものではなく絶対的なものとして、自分の好きなものを認識できた人が世界で一番強いと僕は思います。自分のための、自分が好きな世界を見つけて欲しい。そういうニュアンスを感じてもらえたら嬉しいですね。
MUJINTO cinema CAMP 2022について
※2022年9月5日現在、チケットはすでに完売
公式サイト:https://www.mcc2021.jp
Whims cofee and bar
ウィムスとは日本語に訳すと気まぐれ、酔狂ななどという意味です。
You are so whimsical.
たくさんの情報が溢れている現代で、ウィムスコーヒーアンドバーを選択をしたこと。効率化することだけが正しいわけでなく、原点である目の前の相手ときちんと話をすること。
もしかするとそれらは、
『あなたはとても物好きね』と言われてしまうのかもしれません。
それでも私たちはその小さなコミュニケーションからスタートしたいと考えています。
公式サイト:https://www.whimscoffee.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/whims_coffee_and_bar/