衣服を循環させる仕組み「環す（まわす）」の新たな取り組みとして、他社製品の回収を開始しました。回収した他社製品について、企業ユニフォームとしての活用を試験的に始めており、他にもリメイクや布製品への加工など、適切な活用方法の検討を進めていきます。

今年の9月に正式リリースした「環す（まわす）」は、合計で300点以上の自社製品を回収させていただくなど、大きなご反響をいただきました。その中で「オールユアーズの服だけでなく、他の着なくなった服も一緒に回収してほしい」というお声を多くいただいたことが、今回の他社製品回収を始めるきっかけとなりました。

使い手の立場に立つと、服を着なくなってしまうというのはオールユアーズ製品に限ったことではありません。できるだけ長く使う。使わなくなった後も他の使い道を考える。これはすべてのモノを使う上で、とても大切な考え方のように思います。

すでに、回収したオールユアーズ製品については、必要に応じてメンテナンスを施し、再販売を行う形で活用を行っていますが、他社製品については、後述の企業ユニフォームへの活用をはじめ、試行錯誤しながら、適切な活用方法を模索していきたいと思います。

よろしければ、私たちと一緒に「環す（まわす）」という衣服を循環させる活動にご参加いただけたら幸いです。

着られなくなった衣服をオールユアーズが回収し、次の活用方法につなぎます。

オールユアーズ製品は、必要に応じてメンテナンスを施し、サルベージ品として再販売を行います。他社製品は、企業ユニフォームとしての活用を試験的に始めており、新たな服へのリメイクやぞうきんなど布製品への加工など、適切な活用方法を検討していきます。

寿命を全うした衣服は、有機物分解処理を行うことで、陶磁器や衣類、セメントなど、次の製品の原材料として再生利用を可能にします。

※詳細は「環す」Webページをご覧ください

この度、株式会社VILLAGE INCさまの無人駅グランピング施設「DOAI VILLAGE」にて、回収した他社製品に企業ロゴのプリントを施し、スタッフの皆さんのユニフォームとして、試験導入していただきました。また今後、株式会社VILLAGE INCさまの全国各地の拠点への順次導入もご検討いただいています。

DOAI VILLAGE

回収したTシャツに企業ロゴをプリントしたユニフォーム

ユニフォームを着て仕事に励むスタッフの皆さん

今回のオールユアーズのプロジェクトは、既に使われている何かをバリューアップしていく当社の事業とも非常に親和性を感じており、賛同させていただきました。実際に出来上がったユニフォームを見たときに、単純に画一化されたものとは異なり、バリエーションがあることでスタッフの個性が際立ちますし、左胸のロゴがより際立って、統一性も生まれるというユニフォームとしてとても理想的だと感じています。

自分自身も着ていないTシャツを多数所有していることに改めて気付きました。こういう形で使えるなら積極的に提供していきたいし、お客さまやスタッフの賛同も得られると思うし、喜んでもらえると思います。ユニフォームとして活用するために従業員が着なくなったTシャツを会社が買い取るなど、新しい福利厚生の形も作れるような気がしています。

当社は2012年に創業し、地方の遊休資産を活用したキャンプ場などの施設を運営しています。みなかみ町では無人駅を活用した「DOAI VILLAGE」、町有の温泉施設を活用した「さなざわ㞢テラス」を運営しています。

Webサイト：https://villageinc.jp