【木村石鹸コラボ記事Vol.5】これからの衣類と洗濯の関係性を考える

【木村石鹸コラボ記事Vol.5】これからの衣類と洗濯の関係性を考える

シリーズで掲載してきた木村石鹸さんとのコラボコンテンツ「衣類と洗濯の理想の関係」の最終回!これまで、洗濯にまつわるさまざまなことを話してきました。

今回は、これから木村石鹸さんとオールユアーズがどんなことをしていくのか?今後の展望を語りながらの企画会議のような会話になりました。

興味のある方たちにも企画に参加していただきたい!っていうお話も出てきますので、このコンテンツを見て気になった方はぜひ、最後の募集までお読みください!

一緒にやれそうなことを語ろう!

キムショーさんとお話ししていると、洗剤や洗濯機の違い、化学っぽい知識、キッチン用の洗剤も洗濯に使えるんだ!とか、どんなふうに汚れが落ちるか?みたいなところとか、実際うろ覚えだったり、理解していない部分がかなりあるなあ。と思いました。

僕も繊維の話になると、正直わからないことが多いです。洗濯においてそういう部分を整理してわかりやすくするのって、結構求められていそうな気がしますね。

そんな、分断されちゃっているんだけど実は繋がっていることを、両面から整理したようなコンテンツができると、インターネットで気軽に検索するだけで、失敗しにくい洗濯方法を見つけることが出来そうですよね。

これもそうだし、今後も私たちオールユアーズと木村石鹸さんとで一緒にやっていける可能性のあることって多そうですね。

今回みたいなコンテンツや、今言ったような基礎的な洗い方を学べるコンテンツを作っていきながら、それを活用して、もっと洗濯が楽しめるような洗剤を一緒に開発するっていうことは出来そうですね。

わたし、ちょっとご提案があるのですが、聞いていただけますか……?

え、、は、はい…

いろいろな機能がついたり、洗剤も進化していると思うんですが、服側からアプローチする洗剤があったらいいんじゃないか…?という妄想をしていまして…

どういうことですか?

ある程度オールマイティに使える洗剤があって、その洗剤のウェブページに、基礎的な各素材の洗い方がしっかり掲載されている。

さらに、そこに色々なブランドが投稿することができて、自社製品ごとの「洗い方」のノウハウを掲載していく。一つの洗剤をテーマにして、その洗剤のウェブページにアクセスすれば、自分の持っている服の洗い方を知ることができる。

こんなイメージで、その洗剤で自分の持っている服をどう洗えばいいのか?が蓄積されていく。

洗剤の「機能的」な価値ではなく、その洗剤が持っている「情報」に価値がある洗剤。大袈裟に言えば、「洗剤をオープンソース化する」っていうことなんですが…

やっと意味がわかりました(笑)

それはいいですね!洗う服側から開発することって今までなかったので、単純に面白そうだし、いつもと全く違う発想が出来そうな気がします。

料理好きな人には笑われるような話なんですが、このあいだ、自炊で「肉じゃが」を作ったのですが、酒と醤油と砂糖を混ぜて作ったんです。今までだったら、「肉じゃがの素」みたいなのを買って作っていたんですが、「家にある基本的な調味料を混ぜるだけで、わざわざ専用品を買わなくても良いんだ!」という体験をしたんですね。

料理のきほんって「さしすせそ※」って言うじゃないですか?その組み合わせで和食はかなりのものが作ることができる。

そういう発想で「塩」みたいに使える洗剤があったらいいよなあ。と思っています。

※ さ=砂糖、し=塩、す=酢、せ=醤油、そ=味噌のこと

そういう考え方でいけば、特に何も機能のない洗剤にも価値がでてきそうですね。

今までの洗剤の進化は、やっぱり単品の機能性で勝負する流れが強いです。ベーシックな洗剤って、訴求ポイントがないから売り場で埋もれてしまう。そういった理由で、開発する動機がなかったですからね。

オンラインで販売することを前提で考えたら、売り場での競合に勝つことより、洗う衣類と洗剤との付き合い方をとことん考えるような事が出来そうな気がしています。

あと、単純に「専用洗剤」ばかりになると家のスペースがどんどんなくなってしまいます(笑)

ニッチな商品を作ろうと思うと、どうしても「〜専用」が多くなってしまいますよね。

これはオールユアーズ製品の設計思想に通じることなんですが「優れた汎用品は、専用品を呑み込んでしまう」と思っている。というのもあります。少ない量で、工夫次第で色々なことができる。そんな「余白」のあるプロダクトに魅力を感じてしまいます。

最近、トレンドを追いかけるというより「いいものを永く着てほしい」みたいなブランドさんが多くなってきている印象があるので、ずっと同じものを売っていたり、素材にこだわっていたりするブランドさんだったらめちゃくちゃ相性良いんじゃないかと思いました。

そういう個別の洗濯のケースがデータとして溜まっていくと、自分の持っている他の衣類も似寄りのケースを参考にして安心して洗えるようになりそうですし。

ケースが溜まっていくことで、応用が利く可能性がでてきて、「自己決定」に寄与することもありそうですね。

まとめると、

特に機能はないけど「ほどよい洗浄力があって、すすぎで洗剤成分がしっかり抜ける」ことで、繊維の傷みや洗剤の残留が少ない。「服をケアする」という発想で作られた洗剤。そこに「情報」が蓄積されて価値になる。

そんな洗剤が作りたいです!

「サステイナブル」というキーワードがありますよね。洗剤メーカーの「サステイナブル」だと、「エコ」という発想で環境負荷を考えて作られている洗剤は出てきていますが、「服を永く着ることができる」ってことも、結果廃棄や無駄が減ることにつながるので、このコンセプトでモノ作りしていけば、「服にもサステイナブル」な洗剤が作れそうです。

やってみましょう!

この開発の経緯もコンテンツにしていきたいですね。

他のブランドさんにも参画してほしいし、オールユアーズのユーザーさんにも協力してもらったりして、みんなで洗剤づくりをしたいですね!

とにかく、開発担当と話して開発にとりかかってみます!

(おわり)


いかがだったでしょうか?

洗濯のきほんをまとめたい!洗剤をつくりたい!など、木村石鹸さんとやりたいことが、かなり具体的になってきました。

この連載はいったん終了ですが、木村石鹸さんとの「衣類と洗濯の理想の関係」を考えるプロジェクトはここから始まります。

今後の活動もオールユアーズや木村石鹸各社のウェブサイトや、祥一郎さんのnoteなどで随時お知らせしていきます!

この開発に「興味がある!」「協力したい!」という方を募集します!
ご興味をお持ちの方は、こちらからご登録ください!進捗などがありましたら、ご連絡させていただきます!

*この洗剤の開発に「興味がある!」「参加したい!」というブランドさんも募集します。
ご興味をお持ちの方は、こちらからご登録ください!進捗などがありましたら、ご連絡させていただきます!

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