ハイキックジーンズ / ブラックがフルリニューアル。 約3年の開発期間を経てついにリリース!!
2018年まで生産していたハイキックジーンズ/ブラックが約3年間の時を経て、2022年1月からフルリニューアルし販売開始します!
ハイキックジーンズ/ブラックは、約3年前まではインディゴ(ハイキックジーンズ/ワンウォッシュとして販売中)とともに製造及び販売していました。※セルビッチ生地を使ったブラックジーンズとして大変人気がありましたが、生産をやめてしまいました。
※セルビッチとは
シャトル織機で製造された生地の両端にあらわれる耳のこと。現在はシャトル織機で製造された生地自体をセルビッチと呼ぶことが多い。
シャトル織機で製造する様子
裏地のオレンジ色の部分がセルビッチ
その理由は、「インディゴと比べて、穿き心地がよくなかった」からです。
ハイキックジーンズの最大の魅力は、独特な伸縮性から生まれる、スウェットのようにやわらかい圧倒的な穿き心地です。しかしブラックは、インディゴと同じ製法で生地を作っているにも関わらず、インディゴと比較すると伸縮性が乏しく、生地が少し硬く仕上がってしまいました。
仮説検証を繰り返しましたが、その原因と理由は未だに分かっていません。
ブラックジーンズのための生地を1から再開発。
ブラックにもインディゴと同じ穿き心地を求めるため、根本的に生地の設計を1から見直すことにしました。そこで導き出した答えは以下の2つです。
1つ目は、「ブラックはセルビッチで作ることにこだわらない」ことです。
実はセルビッチを使うと、求める伸縮性を一定に保つことが非常に難しいのです。繰り返し製作した試作品では、伸縮性にこだわりすぎたことによって、ジーンズの生地として使えないものが多数ありました。
2つ目は「生地に使う糸を見直す」ことです。
インディゴと同じような履き心地を求めるためには、糸の組み合わせや使用する比率を変えることが必要でした。そこで、試作を繰り返した結果、ブラックの元々の課題であった伸縮性を追求するために、ポリエステルの量を増やし、新たにレーヨンを加えることにしました。
ブラック | インディゴ |
コットン:52% |
コットン:91% |
使用する糸を変えた結果、「インディゴにも負けない、穿き心地を生み出すことができました」。
もしかしたら、インディゴよりも穿き心地がいいかもしれません(笑)
3年の歳月をかけてリニューアルしたハイキックジーンズブラックをぜひ穿いてみてください!!
サイズについて
シルエットはインディゴのハイキックジーンズと同じです。既にインディゴをお持ちの方は同じサイズを選んでください。
色落ちについて
インディゴと同じように色落ちをします。穿けば穿くほど、あなたオリジナルのハイキックジーンズに育っていきますので、時間の経過とともに生まれる表情の変化をお楽しみください。
洗濯について
ご自宅の洗濯機で洗濯することが可能です。色移りする可能性がありますので、白や色の薄いものと同時に洗濯することは避けてください。次第に穿き伸び・馴染みが生じますので、元のサイズ感で穿き続けたい場合は定期的な洗濯をおすすめします。乾燥機を使うとレザーパッチが縮んで硬くなる可能性があります。