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#ディーパーズな人たち ~ALL YOURSの秘宝モデリスト久味子~

#ディーパーズな人たち ~ALL YOURSの秘宝モデリスト久味子~

こんにちはー!カワベです。

今回のディーパーな人たちは、、、ついにそこに踏み込んだか…!と、いうこの人です。

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職種関係なくほぼ全員がイベントやSNSなどで露出しているALL YOURSメンバーですが、最も露出の少ないレアキャラはこの方ではないでしょうか?!

 

ALL YOURSの*モデリスト、久味子氏です。

 

*モデリスト・・・服をつくる上で、パターン(型紙)を作成し、試作サンプルや縫い方までを作り方全てをコーディネートするひとっていう感じでしょうか。

 

そんなレアキャラ久味子氏をインタビューするのは私(カワベ)しかいない…!と鼻息荒く執筆しております。

それではさっそく、どん。

 

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(めっちゃいい笑顔ですが、その手につかんでいるのはハトよけネットです。)

 

 

以下、モデリスト久味子氏→『久』、カワベ→『カ』

 

 

カ:お願いしまーす!簡単に今までの経歴…というかやってきたことみたいなのを教えていただけますか?

 

久:(服の)専門学校を卒業して、神戸の会社で*パタンナーを3年間*平面裁断をやって。

東京に行きたかったから1年バイトしてお金貯めて、

東京のブランド入ってそこで3年*立体裁断をしててんけど、、

そこで*立体をやったことでパターンの奥深さを知ってしまって。。

中途半端にやりつづけるより、どっぷりやる前に何か違うこともやってから方向性定めようと思って。

それで、2年くらいはOEMの会社で企画とかデザインをしててん。

それももうやり切ったかな!と思って違う事したいなと思ってた時に、ちょうど原くんがフリーになったとこでまたパターンもやることになって。

 

カ:(゜.゜)!

 

ここでめっちゃ出てきた『平面裁断』と『立体裁断』を掘り下げようか悩んだんですが、、これはまた今度にして今回は注釈で、、、

 

*パタンナー・・・服をつくる型紙をつくる人

 

*平面裁断・・・『平面』と略して呼ばれること多々。製図から服の形を起こしていくやり方で、原型を平面上で展開しゆとりを出したりシルエットをつくります。その後それを布に写し取り、組み立てて確認修正していきます。多くの量産品はこの方法でつくられています。

 

*立体裁断・・・『立体』と略して呼ばれること多々。布をトルソー(ボディ)にあてて直接シルエットをつくっていきます。
より直接的に服の形を確認し模索することができますが、その後量産する場合にはその布で作ったものを平面に置き換え平面パターンに直していく必要があります。

 

 

久:…ちょうど原くんがフリーになったところで、パターン出来るんやったらやってよ!ってなって。

途中、OEMの仕事もしてたしブランクもあってんけど、今はなんとかやってる。

そのうち、原くんが自分のブランドやるからそれもやってってなって。それがDEEPER’S WEAR。

 

カ:じゃあ、パターンの中でも平面裁断も立体裁断もやってて、さらには企画などをやってた時期もあったんですね。

 

・・・・・・・

 

とんとんとん、と久味子師匠の経歴を伺いましたが、このテンポの良く幅広い経歴に私は今の久味子師匠の仕事の秘訣があるのでは?!と感じました。

 

私(カワベ)は、パタンナーさんというお仕事は、どうしても何かしらの服の種類にしばられてしまう印象を持っていました。

メンズ・レディース・キッズ・フォーマル・カジュアル・スポーツ・アウトドア・オフィス・ジャケット・パンツ・シャツ・スカート・ワンピース

これだけあれば(多分もっとある)さすがに得意不得意は分かれていき、専門分野も生まれると思います。

 

そんな中、久味子師匠は、メンズ、レディース、キッズ全てのサイズに対応でき、*グレーディングまでもできます。

さらには、ジーンズやGジャンのパターンを引いていたかと思えばジャケットなどのパターンも引き、DEEPER’S WEARの全アイテムのパターンをひとりでやっています。

 

*グレーディング・・・同じ形でサイズ違いをつくっていくこと。”グレーダー”というそれだけを専門にやる人がいるほど大変な作業でもあります。

 

そんなジャンルレスな仕事内容でありながら、久味子師匠のパターンに明確に共通しているものがあります。

 

ALL YOURSのDEEPER’S WEARのパターンは、常に用尺(1着に使う生地の量)や取り都合を意識し、生産効率を考慮してつくられています。

それとは別に、私はよく細かい部分でパターンや縫製仕様に久味子師匠を感じる部分があるのです。

 

それが恐らく、久味子師匠のやさしさと久味子師匠が意識しているALL YOURSなのだとおもいます。

 

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例えば、この内ポケットとか…!

絶対この写真と文字だけじゃわからないと思うんですが、、

パスポートなどが抜けにくく、かつ取り出しやすい仕様になっています。

しかもは縫い手順をもが考慮されている気の利きよう。

(ちょっとこればっかりは伝えるのが難しいので、つづきはお店で…)

 

・・・・・・・

 

それではインタビューのつづきを…

 

 

カ:めっちゃ白々しいのですが…ブログをご覧の皆様のために…

ゴホンッ。ちなみにー、、*原さんとのご関係は??

 

*原さん・・・弊社代表、原康人。

原康人のディーパーズな人たちはこちら!

 

久:うっひゃっひゃひゃひゃー(ALL YOURSで話題の久味子氏を代表する笑い方)

原くんはー、専門学校の同級生!

一年の時は違うクラスで、二年から同じクラスになったかな。

 

カ:当時は仲良かったんですか?

 

久:うん!たまたま地元近かったから!

原くん車で来てたりしてたからそのままみんなでかすうどん食べにいったりとかして。(笑)

 

カ:久味子師匠と原さんの地元って…あ…ここで一旦CMいれていいですか?(笑)

 

 

 

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この画像を見てピン!と来た人もいるとかいないとか!

 

そう。いま真っ只中のCAMP FIREでのこのプロジェクト。この『MOFU』という服の生地は、じつはお二人の地元である泉大津市でつくられていたのです。

 

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↑詳細は画像をクリック!

 

カ:原さんと一緒に仕事やり始めたのはいつくらいからなんですか?

 

久:6年前くらいかなー

 

カ:DEEPER’S WEAR の卵みたいなのができ始めたのが…?

 

久:それは3年前くらいかなあ。

そのとき HIGH KICK 、ONESWING、HANDS UPとか今の基盤となってる商品のパターンを頼まれて。

原くんにこれなんのやつ??って聞いたら、俺のブランド~って言われて。

そ、そうなん?!みたいな(笑)

 

カ:そんな感じやったんですね。(笑)

 

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カ:ところでいいコート着てますね。(白々しい)

それって次のDEEPER’S WEARのですか?(白々しい)

 

久:これは自分でトレンチが欲しくてパターン引いてたやつで、

ちょうどその時にFAST PASSを売り出してて、この生地で作ればもしかしたら商品にできるんじゃないかなって。

これはちょっとロングやから、商品にしたやつはもうちょっと普通の着やすい丈にしてるけど。

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(これがDEEPER’S WEAR version/ 10月中旬発売開始予定)

 

久:トレンチをつくる上でやりたかったのは、無駄なものを省きたかってん。

これはもともとDEEPER’S WEARの考え方でもあることやけど。

*肩章をなくすとか、*チンウォーマーをなくすとか。

実際、今の生活では飾りになっちゃってたり、もたれた時痛いとか、どっかいっちゃうとか。

だからそういうのはなくそうと思って。

 

*肩章・・・エポレットともよばれる肩のところにボタンで留められてる帯状のもの。トレンチコートが軍服出会った時の名残で、水筒や双眼鏡のストラップが滑り落ちるのを防いだり、またその部分に階級を示すバッジをつけたりするためのものだったらしい。
*チンウォーマー・・・直訳すると、あごあたため。首のところに付いているボタンで取りつける布

 

久:あとはやっぱりFAST PASSの生地使ってるから、丸洗いしても型崩れしないし、電車で座っててもシワにならないからいいよね。

 

カ:そうですよね!!HANDS UPのシャツとかもそうですけど、こういうキレイめなアイテムがキレイなまま着れるっていうのは良いですよね。

 

久:今回はたまたま自分がつくったものが商品化したけど、デザイナーじゃないからガツガツ売り込んだりはしないけど、

これからも自分で個人的に作るやつは商品化してもいいんじゃない?!くらい自信もって良いと言えるものをつくっていくつもり。

これはパタンナーの気質かもね、、どんなに有名なブランドで優秀なパタンナーがいてもフューチャーされるのはデザイナーやから。

 

カ:いま、フューチャーしてしまいましたけど…だ、大丈夫ですか?汗

 

久:あんまり…(笑)

 

 

 

・・・・・・・

 

DEEPER’S WEARって誰がつくってるの?って聞かれると、

私はやっぱり『原康人』と答えてしまうと思います。

ブランドを立ち上げ、顔と名前を出して称賛も批判も全て受け止め全ての商品の監修をしているALL YOURSものづくり部のボスなので。

原康人のディーパーズな人たちはこちら!

 

それでも、久味子師匠のたゆまぬ努力と支えがなければ今のDEEPER’S WEARはなく、形になっていません。

トレンチコートのパーツを省いていくことも、デザイナーやパタンナーにとっては実はちょっと勇気がいることだったりもします。

全部付いてる方が"ちゃんとつくってる感じ"がするし、実際それは"ちゃんと作ってる"ので。

 

だけど、DEEPER’S WEARでは、今の生活に対して"ちゃんとつくりたい"から、

前の時代の為につくられたパーツを疑問なく続けることはできません。

だからそれぞれの立場で"これはこうあるべきもの"っていうのを疑って、今に合ったものを考えている。

それをALL YOURS立ち上げ前からDEEPER’S WEARのモデリストとして作り上げてきた久味子師匠のお話をきいて再認識しました!

 

私はとても尊敬するお二人の下で仕事できていることを感謝しています!

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そして、FAST PASSトレンチコートの発売開始は10月中旬予定!!

 

他にもなんとこの10月中旬には、ALL YOURS の新しいECサイトをOPENする予定!

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(↑そんなに配信頻度は高くなくてほんとにお得な情報だけが配信されるのでおすすめです!)

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