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溢れすぎている物へのアンサー、SECOND LIFE再び

溢れすぎている物へのアンサー、SECOND LIFE再び

バヤシです。
最近ようやっとイベントが落ち着き(文句じゃない)、東京・池尻大橋にいる時間が増えたり、好きでやっているカメラの方に手を伸ばせたりこうやってブログ書けたり、自転車乗ったり。

本当にお客様のニーズに合った物作り、本当に必要なものを作りたい

僕達も必要な物はもちろん買うし、時には不必要なものに手を出してしまっているかもしれない。先日70seedsの編集長・岡山さんと伝道師・木村とのインタビューは見ていただけましたでしょうか?

まだ!!という方はこちら→https://www.70seeds.jp/ay-256/

使う人を中心として物作りをしている僕らALL YOURSですが、その活動はまだまだ小さく、想いを十分に届けれてないのが現状。正に必要なものを必要とする人に向けて作っている24ヶ月連続クラウドファンディング、第1弾の’色褪せない黒パンツ’も今月末まで受け付けてますよ。

昨年、まだお客さんだった頃に出会ったALL YOURS、そしてDEEPER’S WEARですが、その中でも僕の中でググッっと興味を引いた商品がHIGH KICKでもONE SWINGでもFAST PASS(そん時あったかな?笑)でもないSECOND LIFEなのです。

「面白い」と思っていただける事が多い僕達が利用している加工技術ですが、SECOND LIFEとは、
・古着のコットンTシャツに、何度着用・洗濯しても汗のニオイが気にならない加工
・軍モノのジャケットに撥水加工をかける
などを筆頭に今までに体験したこと無いアイデアにもの凄い惹かれたのを覚えています。

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↑ 撥水加工かかってるんです。池尻のALL YOURS STOREに現物ありますよ

僕は個人的に古着は好きで、もちろんヴィンテージがどうこうとかリーバイスがどうこうとかは全然わかんない(ネガティブな意味ではなく体験してない)ので、90’sのアメリカのスポーツ物だったり、僕は特にNBAが好きなのでドリームチームのジャージを買ったり、テロテロのメーカーもよくわからないシャツを買ったり。

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こう言ったら自分がファッション超好きですみたいな感じで少し嫌ですが、カッコいい!!と思うものは大体高い。もちろん、それが出来るまでの過程や想い・拘った製造など全てが相まって生み出された物に対する値段という対価を支払うのは当然の事です。本当は新しい物が好きな僕にとってはいつまでもしっかり新しいものにそのタイミングで触れて、着て、価値を見出していきたいのです、、、、が、、、、、できてない、、、。

若年層に流行っているフィルムカメラも多分同じ結論だと思うんですが、結局何でそっちに走るかって言ったら、正直1番の理由はお金がないから。コスパ!!って言葉使ってよく見せるっていうか、、、以前も書いた気がしますが、僕はコスパって言葉があまり好きじゃありません。なんか高くて体験したこともない本当に良い物を否定してしまっている気がして。

そんな世代に向けて始まったサービス「ツケ払い」はスゴいなって思います。搾り取る感と言いますか何と言うか。
利用者数が増えまくってて、もはやネタみたいな出品が横行する某サイトでは、月末にまとめて買った商品の代金を支払えるシステム搭載予定(実装済み?)とかなんとか、、、絶対踏み倒しちゃうでしょ、、、。

話戻りますけど、じゃあなんで僕が古着を見に行ったり買ったりするのか? そしてSECOND LIFEが好きなのか? それは古いからと言ってまだぜんぜん使えるから。って漠然としてますが当たり前な理由なんです。

でもそんな当たり前を真っ向から否定して自ら作ったアイテムを否定するなんて悲しくないですか?

SECOND LIFEを通してそんな物の消費のサイクルを変えられると思ってます。

家に眠る宝の山を今こそタンスから’カイホウ’する時、そう思い僕はALL YOURSスタッフに声をかけました。

「家のタンスの肥やしになってしまっているTシャツ達を支給事務所に集めてください」と

そう、今年のSECOND LIFEは昨年と違い、買い付けに行ってません。なんか僕達が偉そうに「消費のサイクルを〜」とか言ってて買い付けるのもなんだかなぁ〜と思いまして。

アパレル出身者が多いALL YOURSスタッフですが、いや〜持ってる持ってる、ホントに持ってる。まだ持ってるんじゃないか? ってくらいです。その数量100着オーバー

改めての説明ですが、今回のSECOND LIFEの加工に使用したのはCATCHERの技術

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去年のLIFE SPEC MEETING TOURで全然家に帰れない時に人体実験したのですが、どんだけ汗かいて、汗をTシャツが吸ってもとりあえず1週間くらいならニオイ全然気にならないです。もちろん自分の身体は洗うのは前提です笑

夏にTシャツの下にタンクトップ着る方も多いと思います(僕も黒人さんに憧れているので着てます、同じ理由の人いたら嬉しいです)が、逆効果で、インナーに着ているタンクトップが汗臭くなってしまって全然効力発揮しないので要注意

効果はずっと続くので、古着の独特のニオイや、これから先付着するであろうニオイとのオサラバ

ポリTのがもちろん速乾性もあるし、風も通ると思います。でも着心地とかはやっぱりコットンが気持ちいいですよね。

そんなSECOND LIFE / CATCHER加工ですが、実際に加工場に発明王・原が出向く機会があったので写真に収めてきてもらいました

言うなればこの機械は洗濯機で、CATCHERの加工を定着させる下準備をする段階。洗いの際に謎の溶剤と共に洗うのです。

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明らかに謎、さらにこれに加えるのは、、、、、

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はい、ドーーン。粉ものです。怪しい、、、怪しすぎる、、、。とまぁ粉と液と一緒に洗いをかけて、水の中で加工を生地に定着します。

下準備に必要な水温は約60度ほど。

ほどなくして洗いが終わったら、超巨大な乾燥機で一気に加工を定着させます!!!

ポイポイされて、グルグル回されて、カウンターに目をやるとドンドン温度が、、、、、最終的にはなんと180度まで!!!もはや生地をイジメてるようなもんです、、、。

辛い過酷な修行を受けた屈強なTシャツ達が出来上がり。まさかマシンごと傾くとは思ってなかったです笑

基本的には綿のTシャツは縮みきっているのでそれ以上縮むこと無くほぼ同じサイズで加工だけ定着した状態で出来上がります。温度の高い溶剤を使うので移染の心配もあり、基本的には白系・黒系・色物系と分けて作業します。

そして出来上がったのが、今池尻大橋のALL YOURS STOREにあります

メーカーも色もサイズもデザインも価格も何もかもを超えて、全てSECOND LIFEとして生まれ変わったTシャツ達。今のところ池尻大橋の直営店舗ALL YOURS STOREにてのみの販売ですが、その内オンラインにも出したいと思っております。

消費しようにも消費できず、時が経って流行りが終わり、生きていながら死んだも同然と定義されるTシャツ達、皆さんも沢山お持ちですよね?

期間を設けて皆さんからもTシャツを集める機会が来るかもしれません。行き場を無くしたTシャツをタンスからカイホウしてもらい、その代わりにALL YOURSのエッセンスが加わり生まれ変わったTシャツを手にしてもらおうと言う企画です。もっとシンプルに言うと、5~10着くれたら1着選び放題であげちゃうってやつです笑

またその機会がきたらお知らせします。

僕らも選ぶの楽しみ笑

池尻大橋にてお待ちしております!

SEE YA!!