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やっと1歩め。『良きお供になりますように!』の意味。

やっと1歩め。『良きお供になりますように!』の意味。

今年も安定したスコアで順調に丸くなってます。カワベです!

原因はきっと餅でしょう。

ALL YOURS新年会より

 

 

CAMP FIREで今週はじまった新プロジェクトは、多分オールユアーズの中でもみんなそれぞれ違う想いをもって望んでいるプロジェクトじゃないかなと思っています。

 

#作らないでつくる

あなたの服が次の主役です『SECOND LIFE』

 

 

 

このプロジェクトは、簡単に話せば今お持ちのあなたの服に、

ALL YOURSのオリジナルブランドであるDEEPER’S WEARONSWING(撥水)や、CACTHER(消臭)、

また、色褪せてしまった黒色をもう一度黒くする加工ができるというものです。

つまり、服をつくらず、売らないプロジェクトです。

 

わたしは、服をつくるのが大好きだし、着るのも大好きだし、つくったものが売れたら嬉しいです。

 

でも、いま一番共感しているプロジェクトはこのSECOND LIFEなんです。

(既に古着に加工したものの販売もあります→こちら)

 

 

"服"という外装に人それぞれ生活に合ったソフトウェアを入れていくような、、

そういう考え方を"服との付き合い方"のひとつとして提案していきたいのです。

 

でもたぶん、私がこのプロジェクトにかなり力んでいる理由は、

もしかしたらALL YOURSでは禁断の"つくり手都合"の部分もあるかもしれません。

でも、、言いたい!これは、ただ服が好きなだけの消費者の時からの疑問なんです。ずっともやもやしてたことなんです。

実はこれって、最も生産者とか消費者とかそんな概念なく付き合うプロジェクトなのではないでしょうか?

 

 

私はずっと、

良いなあと思うものを、

適切な量で、

自分が買いたいと思う範囲の値段で売って、

そのお金でつくった人が食べていけるとずっと思えませんでした。

 

 

もし、ふつうに服つくって自分たちが生活していけるレベルを稼ごうとおもったら、

 

まっとうにかかった労力の分高い服をつくって売るか。

効率よくたくさんの服をつくって売るか。

 

そのどっちかになると思っていたし、

(ちなみに上のどちらも良いとおもっているけど、自分がガシガシ着られる服をそんなにたくさんの量つくる気がなかっただけ)

 

実際、縫製工場で働く人達はそう簡単には自分の縫っている服はなかなか手出えへんわあ。みたいなバランス感で成り立っています。

 

そしたら、普段遊びに着るような多少雑に扱かえるような価格帯で、少数の人が求める服は必然的につくれないものになるってことですよね?

ちょっとした遊び心のある服や一人一人に合わせたものなんて簡単にはつくれないってことですよね?

 

 

それなら、消費の仕方から、服のつくり方から、全部つくりたい!と

当時学生で、めっちゃ現実知らないままそんな事を言っていたわたしを拾ってくれたのがオールユアーズ原康人だったんです。(当時はオールユアーズはまだなかったけど)

そして、伝道師 木村昌史に、まとまらない考えに沢山の"言葉"をつけてもらいました。

 

オールユアーズで得たものはとても多いですが、唯一潜在的に、わからないなりに、思ってたことが、

 

『服の量をたくさんつくらないなら、1つの服、1人のお客さんに対しての関わり方を増やそう』

 

と、いうことでした。

 

 

だから、岡山に住んで縫製工場の修業もして工場の流れも勉強したし、リペアやカスタムをやったり、

今はクリーニングでメンテナンス的なことも勉強したいです。

 

今も商品を販売し続けていますが、その服たちも売ったら終わりじゃない。

DEEPER’S WEARの、ONE SWING PARKAやCACHER Tシャツは、もともとそれぞれの加工条件をクリアできる作り方をしています。つまり、いろんな条件を懸念しなくても、再加工に問題なく耐えられる。

 

こういう取り組みがあるから、これから作られるものも変わってくると思います。

 

ALL YOURSは服屋ではなく、

服に限らないモノやコト。使い方やそれによって生まれる"体験"を売る会社で、サービス業だとおもいます。

だけど、私個人はその中の服屋でありたいとおもっているし、服にまつわる"体験"を余さず価値としてつくりたいと思っています。

 

その"服"とそれを使う"人"を取り巻く、多くの"体験"に価値を生み出したい。

私は今までその答え予備軍をまだめっちゃ持て余してるのとおもっているのですが、、、

多分ステージとして一番最初が、この『SECOND LIFE』なのだとおもいます。

 

"もの"とそれを使う"人を"取り巻く、多くの"体験"に価値を生み出す。

きっと、そういう風にものと付き合う世の中なら、結果もっと豊かで自由なものがつくれると思うんです。

「愛着」っていう抽象的な価値がみとめられるから。

 

もちろん「つくる」事が目的では全くないんですけど、

1人にしか需要がないものも、もしそれにあった作り方を確立できるなら、その分の価値を伝えられるなら、

それは、100人に認められるものとも変わらない価値だ思っています。

 

 

 

私はよく、お客さんにメッセージを書くとき、

 

『○○さんの良きお供になりますように!』

 

と、書きます。

私にとって、服がずーーーっとお供だったので。

 

 

もう一つ”お供”と聞いて思い出すのは、ポケモンなんですよね。。(笑)

※リザードンが好きです。

 

 

ポケモンって旅しながらレベルがあがって、強くなって、進化して、時に進化させずに育てたり、ポケモンによっては火の石で炎系にもできるし、HPが減ったらキズグスリ使って、瀕死になればポケモンセンターにいって回復させて。

 

 

旅するあいだ、お供のポケモンにはたくさんの"選択肢"が用意されてるのに、

服がお供になるには、お供になりうる"選択肢"が全然ないな。って思うんです。

 

別に、買うのも捨てるのも人それぞれ自由に選択できる。

 

でも、

そもそもその他の選択肢が同じレベルで確立されてないっていうのは、、、

買うか捨てるかしか選べないっていうのは、、、、

違うやん!って思ったんです。

 

唯一、

ジーンズやレザーなどは既に『味』という名の劣化すらも愛する付き合い方が存在していますが、

買った時よりレベルアップさせたり、

自分に合った形に進化させていったり、

傷ついたら直したり、、

 

服との付き合い方かたの選択肢はもっと増やせるし、つくれます。

 

 

今回は服はつくりませんが、服をつくりたいなら絶対さけては通れない課題だとおもっています。

 

とはいえ、こういう消費の仕方をしなくちゃいけないとか。これが正しい!とか。そういうの全然ないです。

 

だけど、おもしろいな!と、おもってくれたなら、楽しそうだな!と、おもってくれたなら!

新しい"服との付き合い方"を一緒につくって遊びましょう!!

プロジェクトページ→ https://camp-fire.jp/projects/view/59686

 

 

たぶんこれは2018年にしてやっと、わたしにとっては長かった長かったやっと1歩めです。

 

本年も、よろしくお願い致します!

 

カワベ